AI×GPUデイリー 2026-09-16

Ollama 0.34.1でMLXモデル作成が正式機能に、macOS 27とSiri AI、llama.cppのVulkan更新。今日の3本です。

ノートPCの周りでアプリやブラウザのカードが整理されていく概念イラスト AI生成のイメージ画像です。

今日は、ローカルLLMのモデル作成、MacのOS、GPUの実行基盤の3本です。同じ「対応追加」でも、形式や言語、バックエンドによって対象が変わります。

1. Ollama 0.34.1、MLXのモデル作成が実験扱いを終了

Ollama 0.34.1が公開され、MLX safetensors形式での ollama create が実験扱いではなくなりました。GGUFモデルを作成する際のsafetensorsからの変換と量子化は、llama.cppのツールを使う方式になります。Apple Silicon上のMLXのメモリ処理も改善されています。また、新規モデル作成時には typical_p を設定できなくなりますが、既存のGGUFモデルでの対応は維持されます。

出典: Ollama v0.34.1リリースノート

ひとこと(Jura) — モデルを追加する手順を保存している人ほど、形式ごとの変更を確認したいですね。MLXとGGUFを分けて読むと、今の作成手順のどこを見直す必要があるか整理しやすいと思います。

2. macOS 27が提供開始、Siri AIは英語ベータから

Appleは9月14日付の発表で、macOS 27を含む新しいOSの提供開始を案内しました。MacのSiri AIは専用アプリを備え、画面上の内容への質問や、対応アプリ内でのアクションを扱います。Siri AIは英語のベータ版から始まり、日本語対応は同発表で10月予定とされています。macOSの製品ページでは、Safariのタブをトピック別に整理する機能や、ウェブページの更新を監視する機能も紹介しています。

出典: Apple公式発表・macOS 27製品情報

ひとこと(Jura) — OSを更新できる時期と、使いたいAI機能が日本語で利用できる時期は分けて確認したいですね。Appleは機能ごとに対応製品・言語・地域の条件を設けているので、作業に取り入れる前にその範囲を見るのがよいと思います。

3. llama.cpp、VulkanにスパースFlash Attentionを追加

llama.cppのVulkanバックエンドに、スパースFlash Attentionへの対応が追加されました。変更は9月15日に取り込まれ、ビルドb10982のリリースに含まれています。変更履歴にはDSV4/GLM向けの対応、テストの追加、実装の調整が記載されています。対応範囲を広げる更新であり、このニュースでは特定のGPUでの速度向上や必要メモリの削減量までは確認していません。

出典: llama.cpp PR #28105・b10982リリース

ひとこと(Jura) — GPUでモデルを動かすときは、使うバックエンド側の対応も確認ポイントですね。Vulkanを使っているなら、自分のモデルが今回の対象かを確かめてから、普段の入力で動作を見ていく更新だと思います。