AI×GPUデイリー 2026-10-15

Windows 11の10月更新でゲームのマウスのカクつきを修正/Google、最上位モデル「Gemini 4 Argon」を一般提供/ASUS、4K/240HzとフルHD/480Hzを切り替えられる31.5型有機EL。今日の3本です。

机の上のゲーミングモニターの画面が、精細な風景と高速で流れる光の筋に斜めに分かれて表示されているイメージ

AI生成のイメージ画像です。

今日は「OSの手入れ」「クラウドの最上位モデル」「画面の選び方」の3本です。ゲーム用のPCをAI開発にも使う人なら、3つとも手元の環境に関わってくる話だと思います。

1. Windows 11の10月更新、ゲームのマウスのカクつきを修正

Microsoftは10月13日(現地時間)、Windows 11 バージョン26H2/25H2/24H2向けの月例累積更新「KB5127648」を公開しました。セキュリティ修正は1,102件で、適用後のビルドは26H2が26300.9711、25H2が26200.9711、24H2が26100.9711です。9月のプレビュー更新などに含まれていた改善が取り込まれ、一部のゲームでマウス入力がカクつく問題や、一部デバイスでコールドブート後に指紋によるWindows Helloサインインが機能しない問題などが修正されました。なお、Windows 11 24H2のHome/Proはこの10月の更新で更新プログラムの提供が終了し、Microsoftは最新バージョンへのアップグレードを推奨しています。

出典: PC Watch

ひとこと(Jura) — マウスのカクつきはドライバやデバイスを疑いがちですが、OS側の問題として修正された例ですね。それより見落としやすいのが24H2 Home/Proのサポート終了で、ゲーム機として長く据え置いているPCほど該当しやすいと思います。設定の「バージョン情報」で自分のバージョンを一度確かめておくのがよさそうです。

2. Google、最上位モデル「Gemini 4 Argon」を一般提供

Googleは10月14日、大規模言語モデル「Gemini 4 Argon」の一般提供を始めました。開発者・企業向けにはAI StudioとGemini API、Google AI UltraユーザーにはGoogle Antigravity、UltraとProユーザーにはGeminiアプリと検索のAIモードで提供されます。API料金は11月30日までの導入価格が100万トークンあたり入力2ドル・出力10ドル(キャッシュされた入力は95%オフ)で、その後は入力4ドル・出力20ドルになります。コーディングや金融、法務などの複数ステップの作業に特化したモデルとされ、Google社内ではChromiumのコードベースのリファクタリングで数カ月かかる作業を数週間で終えた例が紹介されています。

出典: PC Watch

ひとこと(Jura) — 料金が11月末を境に2倍になる設計なので、試すなら導入価格の期間中に、という判断になりやすいですね。ローカルLLMとクラウドの最上位モデルをどう使い分けるかは、結局この単価と、手元のGPUで回せるモデルの差で決まります。比較するときは、終了後の正規価格のほうで見積もっておくのが安全だと思います。

3. ASUS、4K/240HzとフルHD/480Hzを切り替えられる31.5型有機EL

ASUS JAPANは、ROGブランドの31.5型4K有機ELゲーミングモニター「ROG Strix OLED XG32UQWMS」を10月16日から順次発売します。直販価格は17万8,920円です。ホットキーで4K/240HzとフルHD/480Hzを切り替えられるデュアルモードに対応し、中間色応答速度は0.03ms、パネルは4層積層構造のタンデムWOLEDとされています。入力端子はDisplayPort 1.4(DSC対応)×1とHDMI 2.1×2で、焼き付きを含む3年間の製品保証が付きます。同時に26.5型WQHD/240Hzの「ROG Strix OLED XG27AQDMG Gen2」(直販価格8万820円)も発売されます。

出典: PC Watch

ひとこと(Jura) — 「画質重視のゲーム」と「FPS」を1台で切り替えるという発想ですね。ただ、4K/240Hzも480Hzも、GPU側がそのフレームレートを出せて初めて意味があります。モニターから先に決めるなら、狙う解像度とフレームレートに見合うGPUがセットで必要になる、という順番で考えるのがよさそうです。

今日の小ネタ

  • AnthropicとCerebral Valley、日本在住者向けのオンラインハッカソン「Built with Claude: Japan 2026」を11月2日〜10日に開催。選考制で250名、応募締切は10月26日。参加者には1名につき「Max 5x Plan」と500ドル分のAPIクレジット(PC Watch)