AI×GPUデイリー 2026-10-17
Windows 11、日常操作の応答性が最大20%向上/NVIDIA、24GBに収まる「Nemotron 3.5 Bolt」/CrowxisからRadeon RX 9000搭載カード5製品。今日の3本です。

AI生成のイメージ画像です。
今日は「メモリが少ないPCの底上げ」「24GBに収まるローカルAI」「16GBのRadeonカード」の3本です。並べてみると、どれもメモリ容量の話につながっています。
1. Windows 11、日常操作の応答性が最大20%向上 メモリ8GBのPCで効果大
Microsoftは10月15日(現地時間)、Windows 11の性能改善の成果を公式ブログで発表しました。起動やスタートメニュー、エクスプローラー、検索、Edgeなどの日常操作で、同社の測定で応答性が最大20%向上したとしています。作業中のデータを従来より最大2GB多くメモリ上に保持してストレージへの退避を抑えるほか、メモリ8GB以下のPCではウィジェットを開くまで読み込まず、200MB超をアプリ用に確保します。展開はデバイスや地域によって順次進むとされています。
出典: PC Watch / Windows Experience Blog
ひとこと(Jura) — 「最大20%」は同社の測定による数字で、記事では測定条件までは示されていません。メモリ使用量の削減そのものはまだ途上とされているので、8GBのPCが楽になる方向の改善、くらいに受け止めておくのがよさそうですね。
2. NVIDIA、総74Bでも24GBに収まる「Nemotron 3.5 Bolt」を公開
NVIDIAは10月15日(米国時間)、オープンモデル「Nemotron」シリーズの新モデル「Nemotron 3.5 Bolt 74B-A9B 24GB」を公開しました。総パラメータ数は74B、推論時に動くのは9Bで、エキスパート層を最初から2bitに量子化することで24GBのメモリに収めています。最大コンテキスト長は26万2,144トークンで、GeForce RTX搭載PCやRTX Sparkなどでの動作を想定しています。ライセンスはOpenMDW License 1.1で、無償・商用利用可とされ、Hugging Faceで配布されています。
出典: PC Watch / Hugging Face
ひとこと(Jura) — 「24GB」はVRAM 24GBのGPUを持つ人にとってわかりやすい目安ですね。ただし知能と速度のバランスに優れるというのはNVIDIAの主張で、記事には具体的な比較数値が出ていません。手元で試すなら、他のアプリと並行して動かせるという説明も含めて自分の環境で確かめたいところです。
3. CrowxisからRadeon RX 9000搭載カード5製品、10月23日発売
CFD販売はPCパーツブランド「Crowxis」から、Radeon RX 9000シリーズを搭載したグラフィックスカード5製品を10月23日に発売すると発表しました。RX 9070 XT(16GB)が12万9800円前後、RX 9070 GRE(12GB)が9万9800円前後で、どちらも3連ファンのクーラーを採用しています。RX 9060 XTは2連ファンで、16GBの白が8万6800円前後、16GBの黒が8万4800円前後、8GBの白が6万4800円前後です。全製品がセミファンレス動作に対応し、保証は2年です。
出典: 4Gamer
ひとこと(Jura) — RX 9060 XTは同じGPUで8GBと16GBの差が約2万円です。ゲームだけなら8GBで足りる場面もありますが、ローカルAIまで視野に入れるならメモリ容量で選ぶのが基本ですね。価格はいずれも販売代理店の想定売価です。